Fleeting Dawn

日本語歌詞

作詞/祈山 憂介

 

私は閉ざされた広い部屋に浮かんでいる

時の運命には逆らえない

定められた歴史が完了する日に消えていく

 

これは最初から決まっていたこと

どうか悲しまないで

私の輝きは宝石ではなく脆いガラスのようなもの

壊れてしまうから尊い

 

明けない夜が無いのなら 醒めない夢も無いのでしょう

きっと全ては暁の幻

あなたは私を思い出すことは無く

私が存在したことも覚えていないでしょう

これまでの出来事は霞のように儚く消える

 

いつか再び出会えることを信じている

きっとそれはまた別の形

私は私ではなく、あなたはあなたではない

違う星かもしれない

 

輝かしい日々も苦しい夜も全ては一瞬の幻

時の魔法にかけられた1匹の蝶

籠に囚われて 逃れることはできない

 

明けない夜が無いのなら 醒めない夢も無いのでしょう

きっと全ては暁の幻

道の途中で小さな石につまずいてしまったようなもの

何事も無かったかのようにあなたは再び歩きだす

 

夜空に輝く星々

海辺の丘から眺める景色

思い出は小箱にしまっておく

風に触れて流されてしまわないように

 

強い想いは引力へと変わり 分かれていた道をつなぎ合わせた

私が消える事が運命なら あなたと出会ってしまったことも運命

悲しみは川に浮かべて流してしまおう

涙の雫を握りしめたまま眠りにつく

全ては美しい思い出へと変わり

最後の夜が明ける